医療保険って必要なもの?
最近考えるのは、そもそも医療保険って本当に必要なのかということです。私は、若い頃勧められるままに某大手生保の総合的な保険に入りました。それに特約として、入院についても保障されていました。
その保険も勧められるままに切り替えていたのですが、私が意識しない間に更新型終身医療保険の契約となっていました。この切り替え時にやたらと保険料が高くなるので、ここで真剣に保障をみなおししたら、なんと入院の部分が80歳までの保障と知りました。さらには60歳になったら、80歳までの20年間分の保険料を基本一括納付です。
ここで私は、この特約の部分を切り離し、終身で保証してくれる医療保険の検討を始めたわけです。
ただ、色々調べていくうちに確定申告時の医療費控除のとき保険でもらった保険料は、差し引いて申請しないといけないことを知ります。
つまりは、ある程度キチンと納税していて医療費が仮に10万円を超えていても、高額になるであろう入院費を一時的に立て替えておけば公的保障で戻ってくるのです。
もし仕事ができなくなるなどの理由で所得が減り、高額の入院費で悩むことがあっても今は高額療養費の制度を利用することで、これも公的に面倒をみてもらえることを知りました。大体にして、所得がなくなる状態で保険料を支払う余裕がなくなるということもあります。
ですから、医療保険は本当に必要なのかと考えてしまうわけなのですが、一度保障があるとそれをなくすというのはとてつもなく勇気がいります。私は結果的に、某医療保険に入ってしまいました。保険料は割高ですが、60歳支払い済みで保障は終身というものです。これなら、高齢になって入院が多くなる機会が増えたとしても精神的に安心です。
また、上のようなことがあるのでもし入院ということになっても保険会社への保険金請求は、多分しない確率が高いと思っています。
これから保険を検討されていらっしゃる方は、毎月の保険料をそのまま貯蓄にするという選択肢もあると思います。ご自信の責任で、様々検討していただきたいと思います。